2013/09/01

自由葬は故人の意向があってこその葬儀

自由葬と聞くて自由なお葬式と思い浮かべるのが普通だと思いますが、ご遺族が自由にプランニングして行うお葬式ではありません。あくまで故人が生前に書き残した葬儀の希望を叶えてあげるお葬式のことを自由葬と言います。

自由葬のスタイルは様々

故人が生前に好んだもの、取り組んできた事柄、ずっと長らく続けていた趣味などを儀式や会場の演出に使うということが多くなっています。故人の意向にはなかったけど、宗教儀礼を部分的に取り入れたりするのは問題にはなりません。供花を故人のお気に入りの花にする、故人が生前好きだったアーティストの音楽をBGMにする、生前に制作した絵や撮影した写真などがあれば飾ってあげるなど挙げていけばキリがありません。

自由葬を成功させるポイント

当然ですが、自由葬は事前の準備を葬儀社と一緒にご遺族がしっかりと行うことになります。自由葬だからといって失敗できるものではありませんので、事前の準備が非常に大切です。

故人が生前に準備すべきこと

  • 家族や親戚などの理解を予め得ておく
  • 家族や信頼できる友人たちに必ず内容を残す
  • 参列してほしい人の名前と連絡先を残す
  • 葬儀後の法要などをどうするかを残す

遺族が行うこと

  • 故人が残した自由葬の内容を精査する
  • 自由葬の経験がある葬儀社にお願いする

また、自由葬では仏式に拘らなくなりますので、お寺様をお呼びしてお経を読んでもらうことはほとんどないでしょう。

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