2013/08/28

納棺(のうかん)に入れるものって何が多いの?

遺体を棺に納めることを納棺(のうかん)と呼びますが、納棺時に死装束(納棺前に着用させます)を着せた遺体と一緒に故人の愛用品などを故人の顔周辺に一緒に入れるのはよく知られていることですね。一般的には書籍や手紙、絵、衣類といったものが多くなっており、故人が生前に好きだったものもよくチョイスされます。

燃えないものは納棺しない

何でもかんでも入れていいのかと言えば、実際はそうではなくて火葬時に燃えないものは基本的に入れてはいけないことになっており、特にガラスや貴金属系で明らかに燃えないものは避けてください。例えば伴侶が亡くなられた場合、結婚指輪を遺体と一緒に入れてあげたいと考えることが多いかもしれませんが、その場合は火葬後に骨壺に一緒に入れてあげましょう。

また、燃えないもの以外でも燃えにくいものや有害物質を発生させる可能性があるものも避けた方が無難ですね。事前に納棺の際に一緒に入れてあげたいものを考えておくと入れても大丈夫なものかどうかの判断もつきやすいと思うので、事前に考えておくことをオススメ致します。そうすることで葬儀社に確認がとれて安心です。

自分が納棺される時に入れてほしいものを考えてみよう

ちなみに自分の場合は何を入れてほしいのかを考え、エンディングノートなどに書き記しておくと、残されたご家族はスムーズに事を運べるようになりますよ。せっかく入れてもらうんだったら自分の愛用品を入れてほしいじゃないですか。

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