仏式の年忌法要は計10回存在していますが、一般的に行うのは一周忌法要、三回忌法要、三十三回忌法要の3種類となっています。一周忌までで終わらせるご家庭も見受けられますが、年を重ねるうちにどうしても記憶が薄れていくものですので、故人を偲ぶ意味でも年忌法要はできるだけ行ってあげるべきだというのは個人的な意見です。
仏式の年忌法要の数え方
三回忌だからといって没後3年目にはならないとことをご注意ください。次の年をスタートさせるという意味合いになりますので、1を引いて考えるとわかりやすいかと思います。
名称 | 没後年数 | 法要内容 |
---|---|---|
一周忌 | 1年目 | 近親者・友人・知人を招いて僧侶に読経していただきます。 |
三回忌 | 2年目 | 近親者・友人・知人を招いて僧侶に読経していただきます。 |
七回忌 | 6年目 | 僧侶をお呼びし身内のみで行うことが多くなっています。 |
十三回忌 | 12年目 | 僧侶をお呼びし身内のみで行うことが多くなっています。 |
十七回忌 | 16年目 | 僧侶をお呼びし身内のみで行うことが多くなっています。 |
二十三回忌 | 22年目 | 僧侶をお呼びし身内のみで行うことが多くなっています。 |
三十三回忌 | 32年目 | 近親者・友人・知人を招いて僧侶に読経していただきます。 |
三十七回忌 | 36年目 | 省略することが多くなっています。 |
五十回忌 | 49年目 | 省略することが多くなっています。 |
百回忌 | 99年目 | 省略することが多くなっています。 |
※忌日法要を含めて、一周忌法要までは喪服を着用するようにしましょう。一周忌後は普段着でも構わないと思います。
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