2013/08/24

納棺前にあげるお経は「枕経」そのお布施

昨今はあまり行うことも少なくなってきていますが、仏式では遺体を納棺する前に故人の枕元で僧侶があげるお経があります。そのお経は枕経と呼ばれており、ご遺族は僧侶の後ろでお祈りする形となります。ちなみにこの枕経を行うことが少なくなってきた理由は不明です。お寺様も暇ではないとか…。

枕経は平服で大丈夫

枕経時の遺族の服装は地味なものであれば喪服を着用する必要はありません。遺族全員が揃っていなくても構わないと思います。もちろん全員が揃っておくに越したことはありませんが、枕経はそこまで大きなお経ではない為、そこまで気にすることではないでしょう。菩提寺の僧侶を呼ばれた場合は、この時点で葬儀(通夜式や告別式)、戒名の相談をしておくと、この後の流れがスムーズにいくと思います(前もってお寺様の都合を聞いておくということ)

枕経のお布施は?

気になる枕経のお布施は如何程のものかというと、一般的には葬儀時のお布施の中に組み込まれていることが多いようです。基本的にはないとは思いますが、枕経だけ別の僧侶をお呼びした場合は、その時にお布施を用意しておく必要があります。

また、僧侶のお経が終わり枕飾りを設置した後は、遺体を納官するまでの間、遺族がろうそくの火と線香を絶やさないようにするのが流れとなっています。これは枕勤めと呼ばれていますが、これは枕経をしてもしなくても行う必要があります。

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