2013/10/03

併修とは複数の法事・法要を同時に行うこと

レアなケースかもしれませんが、父の三回忌と祖母の十三回忌などといった具合に家族の法事・法要が重なることがあります。そうなると施主側も参列者側も時間や体力、経済的に負担が掛かってしまいます。それを避ける為に法事・法要を同時に行うのが併修となります。遺族の理解が得られるのであれば、最初から併修を考える必要はありません。

日程は若い方の月に合わせる

併修は若い方の命日に合わせるのが一般的です。例えば5月に行われる三回忌と1月に行われる十三回忌であれば、1月に行われる十三回忌に日程を合わせることになります。複数の法事を一度に済ます訳ですから、参列者の方が増えることが予想されますので、大きめの法事になることを想定しましょう。料理を豪勢にしたりといったちょっとした気遣いをお忘れなく。

没後が浅いのであれば併修しない

併修についてご案内しましたが、無闇矢鱈に法事・法要を同時に行うべきではありません。特にまだ故人が亡くなって年月が浅い場合は併修することをオススメしません。当然まだまだ亡くなられてからの年月が浅い訳ですから…。若くない方の法事の命日には必ず仏壇などに新しい花を供えるなどの簡単な供養を忘れないようにしましょう。

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