2013/09/10

仏式の葬儀のしきたりをご紹介[菩提寺の存在は要チェック]

日本の宗教の9割が仏教です。仏教という信仰心がなくても代々家系に継がれているものですよね。意識はしなくても仏式で葬儀を行うのが一般的ですし、知らずに仏式の葬儀を行っているのが現状でしょうか。これは宗教観の薄い日本ならではだと思われます。あなた仏教ですよね??と聞かれたら、うん、まぁと答えてませんか?

通夜式と告別式

仏式の葬儀のしきたりは通夜式と告別式です。無意識レベルで葬儀は通夜式と告別式を行うものだという認識はありませんか?通夜式や告別式の儀式は必ず行う必要はありませんので、事情によっては必要ではないと判断されるのもひとつの手です。

菩提寺が近所にある、遠方にある

菩提寺が近所にあれば、喪主と遺族で直接尋ねて葬儀の打ち合わせを行い、戒名も依頼します。電話で済ませるのもいいですが、簡単な挨拶も兼ねて一度は菩提寺に足を運んでください。あくまで菩提寺の僧侶に失礼のならないようにします。反対に引越ししてしまって菩提寺が遠方にある場合は電話で事情を説明し、承諾をもらって話がまとまれば、宿泊先や交通費などを手配します。

菩提寺に拒否された場合

菩提寺が遠方すぎて拒否された場合は、近くの寺へ読経を依頼することになりますので、菩提寺の許可をとり、同じ宗派の寺を紹介してもらってください。あくまで許可をとってからで勝手な行動はとらないようしましょう。万が一宗派の違う寺に依頼してしまうと後に菩提寺とトラブルになる可能性がある為十分に気をつけてください。

派遣僧侶の存在

仏式は寺院をもたずに、読経だけをあげる派遣僧侶なるものも存在しますが、その派遣僧侶に戒名を付けてもらうと菩提寺には入れなくなりますのでご注意ください。

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