2013/10/04

戒名を用意せずに本名(俗名)のまま葬儀を行えるの?

仏式で葬儀をするには戒名が必要だと思い込んでいませんか?仏式の葬儀であっても戒名がなくとも葬儀を行うことができるのですよ。勿論、仏式で葬儀を行わないなら戒名は気にする必要はありませんが、意識していなくても日本人の多くが仏教であることから、必然的に仏式の葬儀を行うことになる筈です。

戒名って何のためにあるの?

そもそも仏教における戒名はあの世への通行手形であると言われており、来世に生まれ変わる為の免罪符であるそうです。このことから葬儀を行う上で戒名は別に必要ないのです。仏教徒であっても戒名の必要性を感じないのであれば俗名で葬儀を行ってください。ただし、葬儀は問題なく終えることができても、お墓に入るとなると話は別になってきます。

寺院墓地には戒名が必要

日本の寺院墓地・霊園は古くからの習慣に囚われているところが多く、戒名を必要とされる場合が多くなっています。寺院墓地は当然そのお寺の宗教に属している必要がある為、その宗教宗派で発行される戒名がないとお墓に入ることができないということになります。よって結局のところ戒名は用意する必要があると考えていただくのがベターとなります。

葬儀をするとなるといろいろなことを考えなくてはいけませんが、式以外(法事などのお寺関係とお墓)に関係してくるのが戒名であるのは間違いありませんので、葬儀を行うことになるのであれば戒名は取得しておきましょう。

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