2013/10/14

日常の仏壇への礼拝[供養]が忘れられないように

皆さんのご家庭には仏壇はありますか?昨今はないというご家庭も多いことでしょう。核家族化が進む前までは多くの家庭に仏壇があったもので、祖父母から父母、そして自分へと仏壇が継承されていっていた時代がありました(ご家庭によりけりということになるのでしょうが)

懐かしい仏壇への礼拝

現在の2~30代の現代人であれば、子供の頃は毎日、仏壇へ礼拝していたと思います。毎朝、洗顔をしてから、仏壇の前に座り、ろうそくを灯し、線香をあげ、親から渡された炊きたてのご飯やお茶を供え、りんを「ち~ん」と鳴らし、手を合わせる流れです。南無阿弥陀仏や南妙法蓮華経を言っている方も多いでしょう。これらの自分たちが行ってきたことを子供の世代へと伝えていますか?

家庭による細かな礼拝のルール

ろううそくやご飯、お茶は家族の礼拝する誰かが行えばいいのですが、礼拝する時は全員が線香をあげることになっています。うちの家庭では夜になると朝のご飯とお茶を新しいものに差し替えていましたが、夜の礼拝後に扉を閉じてしまうことも多いようです。また、いただきものがあれば、まずは仏壇に供えてからということを徹底しているご家庭も多かった筈です。

礼拝だけで終わらずに、仏壇はこまめに掃除と手入れを欠かさないようにしましょう。こういった日常が確実に減っていっていることは仏壇屋が一番わかっているのではないでしょうか。

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