2013/10/10

告別式終了後の最期のお別れと釘打ちの儀

葬儀に参列された方はご存知かと思いますが、告別式終了後に必ず「最期のお別れ」「釘打ちの儀」を行うことになっています。初めて身内の葬儀に参列される方は必ず行うことになりますので、予めどういうものなのかを理解しておいてください。

最期のお別れで花を手向ける

告別式が終わると祭壇から棺を出し、棺の蓋を開け、遺族や近親者、友人などが「最期のお別れ」を行いますが別れ花と言って祭壇に供えていた花(葬儀社・葬儀屋が花を切って用意してくれます)を遺体を飾るように置いていきます。その際には故人の愛用品(燃えるものに限る)などを納めてあげることが多々あります。

釘打ちの儀を行う意味

最期のお別れが終わると次は棺の蓋を釘で打ち付ける「釘打ちの儀」を行うことになります。遺族や近親者が釘を小石で打つ(あくまで形になればいいので本気で釘を打たなくてもいい)儀式で、小石は三途の川の石を意味しており、三途の川を何事もなく無事に渡れるようにというみんなの祈りを込めて行う儀式ですが、最近はあまり見掛けなくなっているように思います。

これが最期のお別れと釘打ちの儀で、次は棺を霊柩車に運ぶ流れとなります。だいたいイメージできましたか?実際参列しないとわからないかもしれませんが、軽いイメージができているようであれば、それで問題ないと思います。

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