2013/07/25

本位牌(塗位牌)の購入は四十九日までに済ませる

位牌には本位牌(塗位牌)と仮位牌(白木の位牌)の2種類があります。葬儀の時に使ったのが仮位牌(白木の位牌)で、四十九日まで祭壇に飾り、最後には僧侶にお焚き上げをしてもらう位牌です。そもそも知らない人にとっては位牌が2種類あるとは思いもよらない筈です。

四十九日が故人の来世の行き先が決まる大切な日となり、故人が無事成仏した証として、白木の位牌から本位牌に取り替えるのです(仮位牌から本位牌に魂が移ると言われています)

本位牌の購入は必ず四十九日までに

お葬式の際は仮位牌(白木の位牌)しかいただいてない筈ですので、本位牌(塗位牌)は四十九日までに別途購入する必要があります。仏壇店などで購入するとよいでしょう(2万円前後で購入できる)また、本位牌を購入すると開眼供養(かいげんくよう)を行う必要がありますので、四十九日法要を行う直前に僧侶に行っていただきます。僧侶からのアドバイスがあるかと思いますが、事前の手配を忘れないようにお気をつけください。

また、本位牌の表には戒名、没年月日、裏には俗名(本名)、享年の文字入れを仏壇店で必ず行うようにしましょう。四十九日時の本位牌に何も文字入れがされていないという状態にならないようにします。本位牌を設置するにはご本尊(仏像)が必要になる為、仏壇をお持ちではない場合は事前に購入する必要があります。

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