2013/07/16

密葬と家族葬の違いはどこにあるのか

お葬式の種類には密葬、直葬、家族葬…といろいろな名称が存在しており、普段葬儀に関わっていたり、経験がなければ、わからなくて当然だと思います。特に多く使われるのが、密葬と家族葬という言葉です。漢字を見ればある程度想像が付くかもしれませんがわからない方の為にご案内させていただきます。

最近の密葬と昔の密葬は違う

最近、多く使われる密葬という言葉はごく限られた人(近親者のみ)だけで行う葬儀のことを指します。しかし昔は大規模な葬儀(恐らく社葬ですね)を行う前に行うプレ葬儀(親族だけで火葬を行う)のことを指していたようです。大規模な葬儀自体少なくなってきていますので、自然と意味合いが変わっていったのでしょう。まだご顕在の長老などは昔の意味合いで使われるかもしれません。

家族葬は密葬よりも参列者が多い

家族葬も同じく近親者のみで行う葬儀です。密葬とほぼ同じ意味合いなのですが、家族葬は密葬よりも輪を広げた形になりますので、密葬よりも参列者の数が多くなります。親戚などにも連絡し参列いただくタイプと言えばわかりやすいでしょうか。参列者が多くなるということは、家族葬は自然と密葬よりも高額となりますね。

と、無理矢理に違いを出してみましたが、ほぼ同じ言葉という理解でも問題ないと思いますので、家族葬で統一してしまいましょう。似たような意味合いの言葉が多いのが日本語の悪しきところでしょうか。。。

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